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COMM(1) | General Commands Manual | COMM(1) |
名前¶
comm - ソート済みの2つのファイルを行ごとに比較する
書式¶
comm [-123] FILE1 [FILE2]
comm [--help] [--version]
説明¶
comm は二つの入力ファイルを読み込み、 共通な行および共通でない行をそれぞれ表示する。 一方の FILE が省略されると、その分は標準入力から読み込む。また FILE が `-' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
オプションが与えられない場合、 comm は 3 列からなる出力を生成する。 第 1 列には FILE1 だけにしか含まれない行を、 第 2 列には FILE2 だけにしか含まれない行を、 そして第 3 列には両方のファイルに共通に含まれている行をそれぞれ出力する。 列は <TAB> 区切りである。
返り値¶
他の比較ユーティリティと異なり、 comm の返す終了ステータスは比較結果に依存しない。 通常終了をすると、 comm は終了ステータスとして 0 を返し、エラーがあると 0 以外のステータスを返す。
注意¶
プログラムのバグについては
bug-textutils@gnu.org
に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa
<ragnar@ragnar-hojland.com>
が作成しました。
7 October 2002 | GNU textutils 2.1 |